パウロの森くらぶ・森林環境教育

八王子市恩方第1小学校1年生出前授業

【 いろいろな葉っぱを集めて、好きな葉っぱの絵を描こう!森に新しい木を植えよう 】 

202110月21日(木) 


開会式:校長先生のお話
開会式:校長先生のお話

 学園に続く坂道を赤い帽子を被った子供たちが元気に上ってきた。「オハヨウ」の挨拶を元気にかわして、芝生広場に到着。トイレを済ませて開会式。校長先生の挨拶の後、歓迎のことば、プログラムとスタッフ紹介、安全注意、準備体操を行う。準備体操は今年4学年全て体操担当の内藤お兄さんが担当して、じゃんけん体操で楽しく体をほぐす。

 

 6つの班に分かれてヘルメットを着け出発準備。スタッフを囲んでアイスブレークで打ち解けてから、森の中へ出発。スタッフが森の話しや木の話し、葉っぱの話しをするが、子供達は昆虫や動くものに夢中でどんどん歩いていく。ホオノキの大きな葉っぱやダンコウバイなど色々な葉っぱを集める。森の中に子供たちの元気な声が響く。急な坂道も元気よく歩き、予定より20分も早く森の広場に到着する。

植樹:第二広場の隅にみんなで植えます
植樹:第二広場の隅にみんなで植えます

 一休みして次は森に新しい木を植える植樹。今年植える木は、初夏に白い花を咲かせ秋に赤い美味しい実をつける「ヤマボウシ」。予め掘った穴に全員で交代してスコップで腐葉土を入れ、その上に校長先生が苗木を置く。腐葉土と掘った土で埋めて根元を固め、柄杓で水を遣って植樹終了。教室で作ったカラフルな「植樹銘板」を取り付けて記念撮影。来年再来年どの位大きくなるかな?

 

 水場で、手を除菌用石鹸でよく洗ってから、広場に敷いたシートの上でお弁当を食べる。森の広場で全員そろって手を合わせて「イタダキマス」。家族が愛情を込めて作ったお弁当はみんな美味しそうだ。

早く食べ終わった供たちが遊びだして広場を走り回ると危ないので、じゃんけんゲームを行う。地元の公園で拾ったドングリが賞品。ナラガシワ、コナラ、トチ、マテバシイ、クルミなど公園に落ちているものには気にもかけないが、じゃんけんで勝った賞品になると嬉しそうだ。

お絵かき:集めてきた葉っぱをよく見て描いてね
お絵かき:集めてきた葉っぱをよく見て描いてね

 午後は集めた葉っぱの絵を描く。色々な葉っぱを一人ひとり自由に描く。スギの葉っぱとヒノキの葉っぱを良く見て描いた子供がいる。スギの尖った葉っぱやヒノキの分岐した葉っぱをきちんと描いている。ハート形のドクダミを描いた子、ゲットしたドングリを描き加える子など、みんな楽しそうだ。できた作品を持って先生やスタッフを入れて記念撮影。思い思いの作品が完成。

 

 終わりの会で、校長先生から「パウロの森くらぶの皆さんから森のお話をたくさん聞きました」の御礼の後、パウロの森くらぶの代表から「今年植えた木がどれだけ大きくなるか、来年も見に来て下さいね」の挨拶。最後に子供たちの「有難うございました」で予定より20分早く終了。子供たちは楽しかった思いを胸に小学校に戻って行きました。


【参加人数】恩方第一小学校1年生:生徒32名、校長先生、担任先生2名 

【スタッフ】幹事:槙田〔報告・写真〕 班長:家、小川(和)、上林、内藤、長岡、望月、アシスタント:久保〔安全〕、

                  前田〔写真〕


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開会式:じゃんけん体操グーチョキパー
開会式:じゃんけん体操グーチョキパー
開会式:ヘルメット被って出発
開会式:ヘルメット被って出発
観察:赤い実をつけたイヌザンショウ
観察:赤い実をつけたイヌザンショウ
観察:山道を元気よく
観察:山道を元気よく

植樹:まず腐葉土を入れる
植樹:まず腐葉土を入れる
植樹:次に苗をおいて
植樹:次に苗をおいて
植樹:土を埋めて水遣り
植樹:土を埋めて水遣り
植樹:123班で植えました
植樹:123班で植えました

植樹:456班で植えました
植樹:456班で植えました
お弁当の時間:みんな揃って「イタダキマス」
お弁当の時間:みんな揃って「イタダキマス」
お絵かき:集めた葉っぱをよく見て
お絵かき:集めた葉っぱをよく見て
閉会式:来年も来てくださいね
閉会式:来年も来てくださいね


()本事業は、ふるさとのシンボル的な森の再生を目的として、(公社)国土緑化推進機構の「緑の募金」の活用により実施されたものです。この事業で使用した「緑の募金」は、「ファミリーマート夢の掛け橋募金」からの寄付金によるものです。