主催:聖パウロ学園、共催:パウロの森くらぶ

聖パウロ学園ネイチャープログラム(PNP)1年

間伐体験と自然観察

20237月20日(木)

開催場所:パウロの森(聖パウロ学園学校林)


実施概要:1年生前期のPNPとして、間伐作業の体験とパウロの森北半分を歩いて自然観察を実施した。


入学して最初のPNPのテーマは「間伐体験と自然観察」で、森林内の体験作業ではダイナミックな「伐倒作業」とパウロの森を歩いて「自然観察」を行いました。曇り空で蒸し暑い日でしたが、パウロの森第二広場に集まった生徒たちは開会式で作業の内容説明とパウロの森くらぶ代表の挨拶の後、9班に分かれて間伐作業を体験しました。

 

午前中は三ヶ所に分かれて、直径263035cmのスギの立木を伐倒する作業を体験しました。班長による間伐の目的や作業方法の説明の後、全員で交代して大鋸で伐りました。受け口、追い口を切り、ロープを曳くとドシーンと地響きを立てて倒れました。切り株を見て直径と長さを確認し、枝払いと玉切り、皮むき作業を全員交代して行いました。

午後は、玉切り・皮むき作業の続きと、パウロの森の北側半分を歩く自然観察を交代して実施しました。直径30cmを超える幹の玉切りは大分苦労しました。竹べらを使った皮むきは、水分が多く、容易に奇麗にむくことができ、楽しそうに作業を進めました。自然観察は、サンショウの実を噛む、クロモジの香りを嗅ぐなど、五感を使った自然観察でした。

 

自然観察の後、使った道具類の手入れと観察会の振返り、、閉会式をし、今日のPNPを終了しました。蒸し暑い森の中での作業体験で、生徒達の感想は「暑かった、疲れた」が多かったが、「普段できない作業が体験出来た」「みんなで協力して木を切って達成感があった」等の感想があり、自然体験学習の狙い通り、森の中での作業を楽しく体験しました。(真上:開会式の挨拶、写真下:閉講式の後生徒とスタッフ集合)


参加人数:生徒71名、先生6名、保護者1名〔広報〕

スタッフ:幹事:槙田〔報告〕、班長:飯塚、小川、上林、瀧浪、野間、林、前田、森田、〔アシスト〕清水、吉田、佐々木