主催:聖パウロ学園、共催:パウロの森くらぶ

聖パウロ学園ネイチャープログラム(PNP)エンカレッジスクール前期I

間伐体験とパウロの森探訪でパウロの森の自然を実感する

2023531日(水)

開催場所:パウロの森(聖パウロ学園学校林)


【概要】午前中は生徒16名を2班に分け間伐体験、午後は3班体制でパウロの森東尾根から見晴台までを探索。


雨が多い今年の5月ですが、この日はなんとかもってくれました。明るい笑顔で生徒は集合。プログラム説明と安全注意、体操の後、ヘルメット、鋸、剪定鋏、手許ロープを装着し現場へ。班長から、なぜ間伐するのか、どのように伐倒するのか説明のあと早速開始。

 

ロープをかけ、足許を整えてから、笛で合図し受け口にとりかかります。鋸遣いには個性が出ますが、挽き方が曲がる癖は横で見ている人の方がよくわかると実感。時間をかけ修正しながら、きれいな受け口が出来ました。その後いよいよ追い口。自分の番がすんだ生徒はロープにまわり、ほどなく梢が揺れはじめます。1班では、伐倒木の樹高が予想より高く、隣接するコナラの枝に掛ってしまいました。皆でロープをひきますがなかなか手強く、プログラム終了後にスタッフがチルホールを用いて引き倒すことに。これもいい経験です。2班はやや小ぶりのスギで、道沿い方向でしたので、ほぼ予想通りに倒すことが出来、玉切り後、第二広場で皮剥きです。水をよくあげていて面白いように剥け、2m材の一周分まるごとを一枚でとれた生徒も。

 

午後は林内探索。ヤブムラサキの手触り、クロモジの香り、クサイチゴやモミジイチゴの味など、五感をつかって森を楽しみます。登りは結構きつかったけれど、たどり着いた見晴台ではスカイツリーもうっすらと見えました。広大な学校林のスケールを体感し、とても楽しそうな生徒たちの様子が印象的でした。(写真:活動前の開講式


【対象者】通信制課程高校3年生16名、サポート:鬼澤先生、岡本先生

【スタッフ】幹事:中林(報告)、班長:上林、中林、アシスト:林、前田、飯塚