パウロの森の四季 2017年

「森の四季のページは2013年夏(7月)から始まり五年目に入りました。

パウロの森の自然をごらんください。

2017年 春編 3−5月

 (下線___の植物は写真があります。写真をクリックすると大きくなり名前もわかります)

 

2017年 春編 3-5月(今回はまとめて春編でお届けします)

 

・チョウジザクラの木は何本かありますが、咲いたところを見たことがありませんでした。

 今年3月に初めて下向きの小さなチョウジザクラが咲いているのを発見

やっと写真を撮ることができました

 

・5月いろいろな花が咲いています

 

 <草本>

ササバギンラン  → 葉が花より上に伸びる             

 ギンラン     → 葉が花より低い

   (これらの2種では葉の長さも違います)

 キンラン         

この3種類は昔に比べて手入れの行き届いた生息地の雑木林が減ったことで数を減らしています。

コナラ・クヌギ林地中の「菌根菌」と共生して生育する貴重なラン科植物です

 

 チゴユリ、ホウチャクソウ

ツボスミレ:別名ニョイスミレ、日本で一番小さい花のスミレ

フタリシズカ、シロバナエンレイソウ(実)、ミツバツチグリ

キランソウ:いろいろな薬効があるといわれ、「医者殺し」「地獄の釜の蓋」の

          別名があります

ウマノアシガタ:花に光沢があるのは、花弁がでんぷん粒を含み、

          表面にクチクラがあるからといわれてます

<木本>

コアジサイ、ツリバナ、カマツカ、コゴメウツギ、マルバウツギ、フユザンショウ

ツクバネウツギ20146月萼の話をしましたが今回は花です

ヤブデマリミズキ 満開、ホオノキ、ゴンズイ(ツボミ)

ヤマツツジ:満開です 半落葉低木です

春に出て秋に落葉する春葉と夏から秋に出る夏葉とがあり、夏葉の多くは越冬します

 ハナイカダ20146月実がついたものを紹介しました。雌雄異株

       今回は雄花の紹介です

       花がたくさんついているほうが雄花、ふつう1個だけが雌花です

 

<つる>

シオデ20146月実を紹介しました 雌雄異株です 今回は雄花です

 ハンショウヅル(たくさん花をつけています)

 

・新しいエリアの開拓地を歩いていたら、葉を出しているクマガイソウ2株を見

 つけました 何年かして花が咲いてくれればと願っています