主催:聖パウロ学園、共催:パウロの森くらぶ

聖パウロ学園ネイチャープログラム(PNP)エンカレッジスクール後期II

竹パン焼きと飯盒炊爨にシチュー作りそして午後は藍染め体験

2022119日(水)

開催場所:パウロの森(聖パウロ学園学校林)


秋晴れのすがすがしい空気の中、森の広場に集合した生徒達は、開会式の後、3班に分かれて互いに協力しながら、本日実施のプログラムに積極的に参加し、そして与えられたメニューを有意義に体験した。

 

午前中は青竹を使った竹パンと飯盒炊爨にシチューづくりである。先ず、パン生地を作る。材料をビニール袋に入れてこねたり、揉んだり、空気を入れてポンポンやっていると生地が一塊になり、少し暖めながらそれを寝かせて発酵させる。次に半割にした青竹に4等分した生地を並べる。蓋をして針金で縛り、鉄板と煉瓦で竈に作ったパン焼き窯に入れる。シチューと飯盒のご飯は出来あがり、パンが焼けるのを待って昼食の時間となった。竹パンの出来上がりは、ふっくらとして美味しいパンになっていた。焼き立てのパンはシチューにもよく合う、多めに作ったパンもあっという間になくなった。

 

午後は朝早くから煮出した藍を使い藍染めである。パウロの畑で育てた蓼藍の乾燥葉を煮出し、濃い藍染液と薄い藍染液に分けて準備した。藍の煮出しは時間を要す。開始にあたり、最初に藍染めの歴史や種類、藍が染まる仕組みと手順などを、次に模様付けの方法や出来上がりなどスタッフが染めたハンカチやTシャツなどを用いて説明した。模様付けは、ビー玉やゴムで簡単に模様付けしてすぐに染めるのかと思っていると、きちんとたたんで模様付けにこだわる生徒も多く真面目に熱心に取り組む姿が印象的だ。染めて出来あがった作品をロープに干して生徒同士で評価しあっていて、充実感を感じる。草木染は生地を開いてみないとわからない。正解はなく、どれも秀逸な作品であった。(生徒達の愛染の作品


参加人数:通信制生徒13名、教員:鬼澤先生

スタッフ:幹事:前田、講師:小野、小勝、林 アシスト:飯塚、星野(報告)、前田