主催:聖パウロ学園、共催:パウロの森くらぶ

聖パウロ学園ネイチャープログラム(PNP)2年

草木染、間伐材を利用したテーブルづくり、自由自在のタープ張り

202211月22日(火)

開催場所:パウロの森(聖パウロ学園学校林)


秋が深まり、時々雑木林に光が差し込み、絶えず落葉が舞い込む中での体験授業となった。やや天候に不安があったが、エネルギッシュな生徒達の声のお蔭で好天に向かったのは有り難い。

 

草木染は、久しぶりのプログラムであったが、事前に準備してくる生徒もいたり、洗液の煮出し、染の柄つけなどに積極的に取り組む姿は輝き、大変盛り上がっていた。また、森の中を歩いて材集めをし、それを煮出す経験も新鮮だったようだ。今年は約20名による選択授業としたが、来年は全員を対象に。課題はまだまだ多い。

 

テーブルづくりでは、森の伐倒木を活用し3台作製した。材は総重量3トン以上、皆で聖堂横の広場を整地し、材の皮むき、適切な長さにノコギリで切断、天板に合わせてサイズ調整、天板のカンナ掛け、水平取り、カスガイによる固定など、多岐にわたる作業を経験した。学園のモニュメントとして立派なものが完成した。

 

森の中で過ごせる「自由自在のタープ張り」を体験した。「アンコ」を使って2枚のシートを自由につなぐ、タープを自由自在の長さで張線する、竹竿もつないで長尺ものをつくるなど、ロープワークも駆使しての学習だった。学園での生活の思い出に残る一齣となってくれればと思う。(写真:全員でスタート前の準備体操


参加人数:生徒73名、先生:校長先生及び学年担当の先生6名

スタッフ:飯塚、池田(幹事・報告)、伊藤、稲葉、葛西、上林、熊木、小勝、瀧浪、野間、林、星野、福山、古谷、前田、槇田、森田 計17


上段左より2枚:自在結で張線・タープ張りの様子、上段左より3-5枚:草木染の光景・良く染まったかな?・作品を披露する

下段最左端:作品を乾かす、下段左より2-5枚:テーブル設置の地均しをする・材の皮を剥く・完成したテーブルの前で写真