コロナ禍による3年のブランクを置いてパウロ祭が開催され、私達も参加しました。割り当てられた場所は入口を入って直ぐの左側の部屋で、多くの家族連れの皆さんに立ち寄っていただきました。聖パウロ学園高等学校とは学校林管理、生徒達への森林環境教育などを通じ日頃活動をともにし、本学園祭にもそのような観点から参加させていただきました。学校林パウロの森の素晴らしさ、そこでの生徒達の活動、私達の取組、野外活動の楽しさなどの情報をご来場の皆様と共有させていただきながら、私達の出し物も楽しんでいただきました。

私達の出展は自然素材を使った額作り、葉っぱの栞、木の実ブローチ、ドングリの知恵の輪、木の鉛筆、カボチャの実に絵描きなどのクラフト、漢字で書かれた木の名をあてる漢字クイズ、パウロの森を案内する自然散策でした。クラフト作りや漢字クイズには、従前より多くの父兄、親子連れ、生徒、卒業生などが訪れ、興味を持って挑戦していました。自然散策は多くの人がパウロの森の方に歩くのを眼にし、限られた人数でしたが6人程案内しました。

4年ぶりの開催となったパウロ祭は、全日制、通信制を問わず生徒たちの意欲と創造力に満ちた積極的な参加により活気に溢れていて感激的でした。コロナ禍がもたらした負の要素を克服して実現した素晴らしい学園祭でした。