聖パウロ学園・パウロの森くらぶ
2020
3月第一火曜日定例活動
2020年3月3日(火)晴れ
場所:パウロの森(聖パウロ学園高等学校の学校林)


定例作業は新型コロナウィルスによる感染症の発生・拡大のため中止いたしました




聖パウロ学園・パウロの森くらぶ
2020
3月第三土曜日定例活動
2020年3月21日(土)晴れ
場所:パウロの森(聖パウロ学園高等学校の学校林)

早春の穏やかな陽気の中、椎茸・ナメコの駒打ち、榾場の整備を行いました。

 

この日の作業には原木運搬とドリルでの穴あけ作業があるため、ミーティングでドリルと重量物取扱いの注意点を確認しました。

 

まず、先月伐倒して準備したコナラとヤマザクラの原木を全員で広場まで運搬し、その後椎茸とナメコの駒打ち班と榾場(ほだば)の整備班に別れて作業を開始しました。90センチメートルの長さのコナラの原木には、直径の長さ(cm)×3の数を目安にシイタケの駒打ちを行いました。直径に応じて2から6列、縦方向に10センチ間隔でチョークで印を付け、ドリルで穴を開け、棒駒菌を打ち込みました。コナラとは長さの異なるサクラの原木へのナメコの菌の駒打ちも、同じ要領でやりました。駒打ちは棒駒が出過ぎず、打ち込み過ぎないように、樹皮と同じ高さになるよう慎重に手早く作業しました。榾場の整備は、古い榾木を片付けて榾場を広げた後、三組の榾木架けを作り直しました。

 

午後は、午前の続きの駒打ちと次年度の活動に向けての森の調査を行ないました。榾木は井桁積みにして仮伏せし、作業を終了しました。

 

スミレが咲き始めたポカポカ陽気の中、この日の作業は、さながら一家総出の春の年中行事のようでした。この春に菌打ちした椎茸・ナメコの収穫は2夏が経過した来年の秋。時間はかかりますが、菌の成長が楽しみです。  


参加者18名:飯塚、家、池田、伊藤()、稲葉、小川、岸本、芝原、得能(報告)、長岡、林(写真)、福重、前田、槙田、望月、森田、山口、山本


ほだ場の整備

駒打ち作業

シュンランがいっぱい

原木にドリルで穴をあける

井桁の積み上げ作業

ミヤマカタバミも